セゾンカード 《セゾン》永久不滅ポイント
「永久不滅ポイント」はポイントサービス業界の金字塔的営業政策だろう。
消費者の不満は有効期限の存在。うっかり失効が後を絶たないが、それ以上に不満なのは、ポイントが適度に蓄積される前に期限が来てしまうこと。ポイントのためにものを買う人が居ても満足度は鼻から低い訳だ。購買を強制されたのだから。馬鹿なマーケティングをやっている企業は今でも期限付きポイントサービスで済ませている。逆効果の意味も分からずに。
セゾンは「永久不滅ポイント」と無料カードで瞬く間に最大級の利用者を獲得したと思われる。大量の提携カードも生み出した。
しかし
手元にある永久不滅ポイントは1000ポイントにも満たない。何かで貰った500ポイントのほかには殆ど何も追加されていない。勿論、今まで一度も使っていない。理由は簡単。普通は100円の購買で1ポイント。セゾンは1000円の購買で1円。10分の1のパフォーマンス。このことが示すことは、セゾンカードを使うと損をするということです。同じクレカを使うならセゾンを選択する理由は無い。
10分の1のパフォーマンスは永久不滅ポイントを台無しにしてしまった。口コミサイトではセゾンは袋叩きにあっている。永久不滅はコンプライアンス上も負担になっている。有効期限は10年間とか、2年間移動が無ければ無効とか、出口の見える管理に置き換えるべきだろう。
永久不滅を維持するにはポイントは付与は大きな制約を受ける。費用が出ない。別のビジネスモデルを取り込まなければ無理だろう。
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(1)無料カードでポイント付与率1%というのが現在の利用者の要求水準。
(2)永久不滅は要求水準ではない。不死身の人間はいないのだから。十分に長い期間(10年間、または最後の更新から数年間の自動延長など)なら十分でしょう。切り替えは大変だが始めなければいけない。
(3)セゾンがロングテールビジネスまたは提携による手数料ビジネスで生きるなら現状でも構わないだろう。
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いつの間にかセゾンカードを何枚も持つようになっているが、どうにも関心が持てない。カードの更新がなくなったものもあるかもしれない。
セゾンカードそのものには魅力は少ない。提携先のサービスの内容でたまたまセゾンカードが選択されるくらいのものだ。
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